楽しく飲みましょう。
適量のお酒は楽しい気持ちをさらに増加させる効果や、緊張感を和らげたり良好な対人関係を促す効果をもち、ストレスを解消させます。家族や友人と共に語り合ったり笑ったりしながら、お酒の味とその場の雰囲気を楽しんで上手に飲みましょう。
食べながら飲みましょう。
食べ物が防護壁となり、アルコールから胃を守ってくれます。またアルコールの血中濃度が急激に上昇するのを防いでくれます。
アルコールの代謝を促すためにも、タンパク質やビタミン、ミネラル、食物繊維などを含んだ食品を摂りましょう。
強いお酒は薄めて飲みましょう。
アルコール度数の高いお酒は、のどや胃腸の粘膜に強い刺激を与えます。それを繰り返すと口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、食道がんなどの原因になることもあります。また、強いお酒は少量でも酔いがまわりやすく、酩酊感も強くなるため、急性アルコール中毒の誘因にもなります。

週に2日は休肝日を作りましょう。
お酒を飲むと、肝臓には中性脂肪が蓄積されます。胃や腸といった消化管の粘膜も荒れてきます。これら臓器の修復のために、週に2日程度の休肝日を作ることが必要です。この際に気をつけたいのが、週5日続けて飲酒して2日連続で休むのではなく、2〜3日飲んで1日休む、という習慣をつくることです。
お酒と一緒に薬を飲まない。
お酒と一緒に薬を併用すると、薬の作用がなくなったり、逆に強く現れたりします。
薬と一緒に飲酒することのないよう十分に注意することが必要です。

自分の「危険酔位」を知る。
アルコールに対する許容範囲を自覚していれば、飲み過ぎや急性アルコール中毒を防ぐことが出来ます。
また、一般にいわれている適量が、自分にとってどの位なのか把握しておくとよいでしょう。
定期健診を受けましょう。
定期的に肝機能検査などを受けて飲み過ぎていないかチェックしましょう。
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