胃バリウム検査

<検査を受ける前に>

 以前、バリウム検査を受けて気分が悪くなったことがある方や便秘のある方はお申し出ください。

 当院では、バリウム検査の前に胃の働きと胃液の分泌を一時的に抑えてバリウムが胃の壁に付着しやすくなるように、筋肉注射  をしています。注射をすることで、鮮明な画像を撮ることが出来て、小さな病変も見つけやすくなります。
  ただし、緑内障・前立腺肥大・心疾患・甲状腺疾患などの既往によっては注射せずに行う場合もありますので   お申し出ください。

<検査の流れ> 
1、発泡剤という粉薬を少量のバリウムで飲みます。

2、バリウムをひとくち含み、そのまま一気に飲み込みます。

3、残りのバリウムを、指示に従って飲み込みます。
  (バリウムは全部で100ml程度)

4、台が後ろに倒れ、うつぶせや体を左右に回転させるなどの指示が出され、
  色々な角度から写真 を撮っていきます。検査中、何度か「息を止めてください」
  という指示がありますが呼吸によるブレを防ぐためです。

5、検査後は下剤を2錠飲んでいただきます。
  お持ち帰り用の下剤も2錠お渡しします。
      
      
      
      

















 <検査時の注意>

発泡剤を飲むとゲップが出そうになりますが、検査が終了するまでできるだけ我慢してください。

気分が悪くなったり、お腹の痛みが我慢できなくなったら遠慮せずお申し出ください。

<検査が終わったら>

○検査終了後に下剤を飲んでいただきます。

○帰宅後は普段より多めに1~2ℓくらいは水分(アルコール以外)を摂取するよう心がけてください。
                                                          
○もし寝る前までに排便がなかった場合は、お持ち帰り用の下剤を2錠飲んでください。

○検査日を含めて3日以内に白い便が出なければ、当センターにご連絡ください。
                                 
※肩に注射を打った方の中には「目のかすみ」「のどの渇き」 「排尿しにくい」などの症状がでることもありますが、一時的なものがほとんどですので1時間程度様子を見てください。 それでも改善しないようでしたら当センターまでご連絡ください。

 


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